榎幸司が初日ドリーム戦を制す

ボートレース下関の海響ドリームナイター「協同組合下関ふく連盟杯争奪戦」は9日開幕した。

注目のドリーム戦は2コースから差した榎幸司に軍配が上がった。前半はインから逃げており、ただ1人連勝発進に成功。土屋智則は1Mでターンミス。追い上げたが惜しくも2着だった。差した榎は男女W優勝戦で佐々木裕美が優出したモーター。「行き足は星野(太郎)さんの方が良さそう。めっちゃいい感じではないけど、舟は返ってきた」と強調していた。土屋はドリームで逃げられなかったが、星野太郎、中里英夫、松尾充とともに2連対にまとめた。

その土屋は「ペラは触ってない。行き足はいいと思うし、ピット離れも少し出ていく。足は悪くないけど、乗り心地というか、最初の舟の向きが良くない。1周1Mもそうだったがターンマークに行こうとしても向いてない。ペラは触らず、チルトとかセッティングで対応したい」と話した。足は問題ないが、操縦性にやや難ありか。

星野は新ペラを叩いて正解。エンジンは出ており「新ペラをたたいて悪くない。足は全体的にいいと思う。ペラが戻るんで、それを考えて調整。エンジンはいい感じ」と強調していた。1着発進に成功した馬野耀はAランク機で足は文句なし。「いいですね。行き足とスリットからの足がすごくいい。伸びも中堅上位くらいある。他の足は仕上がっている」と終始笑顔だった。