
常滑
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ボートレース常滑「INAX杯争奪第34回とこなめ大賞」は6日、準優勝戦が行われた。10Rは河村了が2コースから差し切り。「峰竜太式のターンか、平本真之式のターンか迷って、スッと引いて差す平本さんの2コースのターンが上手くはまった」と狙い通りのレース展開に笑顔がこぼれた。「足も十分戦える感じになった。整備が当たったし、4日目の2走はペラもバチッと合ってくれた。バランスが取れて中堅のターン回りがいい感じ。優勝戦でも戦える」と機力にもOKサイン。得点上位陣の崩れで優勝戦は1号艇が回ってきた。「1号艇は想定してなかった。Sは自分がいける範囲でいきます」とこの大チャンスに気持ちも高まってくる。
1マーク流れながらも、挽回しての2着は宇佐見淳。「行き足から伸びは変わらず良く、回り足や乗り心地も悪くない。明日もチルトはマイナスのつもりで、ペラの微調整をする。Sに関しては言うことがないぐらい決まっている。勝ちにいくのでコースは動くつもり」とこちらも態勢は整っている。
11Rは大須賀友のパワーが炸裂。4カドから伸び、1マークはまくり差しに構えて突き抜けた。「素晴らしい。特長は伸びで、出足・ピット離れと全部いい。普通のところがない。優勝戦に入って一番かは分からないけど、トップクラス。初日におかしいエンジンって言ってすいません。めちゃくちゃすごいエンジンでした」と自他共に認める鬼足だ。
2着の松下一也は負けて仕方なしの展開だったか。「伸びはいい方で、大須賀選手を除けば上位級。ターン足や乗り心地も悪くない。気温に応じてペラの微調整をするだけ。Sはつかめていなくて、難しい」と話す。
12Rは中山雄太が逃げて、柳沢一が2着と地元ワン・ツー決着だった。勝った中山は、「準優は何とか逃げれた感じ。やっぱり伸びに余裕がない。このままでは優勝戦も厳しいかも。乗りやすいし、展開は突けるけど、この足では何もないと思う。大須賀選手にまくられないように何か考えます」と優勝戦に入ると機力は劣勢。
柳沢も「前半の直線が少し弱かったので、チルトを0度にしてニードルの調整をして、いい方向にいった。ペラも叩いて焼いた。やっと足はしっくり来た感じで、音も良くなっていた。でも、これで良しではないので、明日も頭の中を整理して、チルトとペラの調整を考える。進入はこのまま。SはFを切ったばかりなので、コンマ12ぐらいなら…」と、こちらも機力は芳しくない。優勝戦は展開待ちになりそうだ。
6超抜級 | 大須賀 友 |
---|---|
5上位級 | 矢後 剛 松下 一也 外崎 悟 |
4中堅上位級 | 塩崎 優司 中村 有裕 杉江 浩明 宇佐見 淳 池田 雄一 河村 了 石本 裕武 |
3中堅級 | 宮迫 暢彦 浦上 拓也 新田 智彰 後藤 正宗 梶野 学志 永田 啓二 畔柳 俊吾 鈴木 峻佑 中山 雄太 後藤 隼之 渡邉 健 前田 滉 大澤 誠也 原田 雄次 中野 孝二 |
2下位級 | 平岡 重典 高橋 英之 井芹 大志 石川 吉鎬 東本 勝利 柳沢 一 川尻 泰輔 萬 正嗣 高山 智至 笠置 博之 片山 雅雄 山田 晃大 松井 友汰 |
1ワースト | 渡邊 哲也 小澤 学 |
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