着実に上昇曲線を描いている渋谷明憲

Aランクの50号機を引き当てながら2日目まで3走いずれも中間着が続いていた渋谷明憲が待望の白星を手にした。1枠で迎えた3日目10Rは、荒れ水面をきっちりと乗りこなして1Mを先制。バック中間地点で勝利を決定付けた。「安定板がついたので調整をやり直したけど、いい調整ができたと思います。特訓や試運転は目立たないけど、レースに行くといい。今もスタートして伸び返す感じがあったし、どの足も少しずつ余裕がある。あとは回転調整だけ間違えないようにしたい」と納得の水準に近づきつつある。

得点率は6.50でボーダー圏内の18位までジャンプアップ。準優に乗りさえすればチャンスがある仕上がりだけに、何としてでも予選を突破したい。