準優勝戦は1号艇トリオが中心

海響ドリームナイターのボートレース下関「サンケイスポーツ杯 準優進出バトル」は27日に準優進出戦が行われた。立間充宏、菅章哉、原田幸哉はしっかり逃げたが、赤坂俊輔は惜しくも2着だった。

28日は準優勝戦が行われる。9Rの1枠・立間は3節連続優出中の好調モーター。「浦田晃嗣君のアドバイスで少しましになった。5日目と前半は全然合っていなかった。ペラをもう少しします」と納得の足ではないが、スタート力で逃げる。相手筆頭は準優進出戦で赤坂のイン戦を攻略した寺田祥。今節はエンジンがなかなか仕上がらず苦戦を強いられていたが、足は少し上向き。「前半は整備を失敗したので、元に戻した。後半はたまたま。現状で足は普通くらい。突出した部分はないし、失敗するとすぐに大きい着を取りそう。しっかり合わせたい」と話していた。

10Rの1枠は菅。外枠のチルト3なら伸びるが、「良くないですね。半分くらいは下がっている。パワーがない。ペラも合っているのか分からない。ダッシュのSは分からない。スローの方がまだマシ。ペラは叩いてみようと思う」とインコースに入るときのセッティングはまだ納得の域ではなさそう。逆転ありの対抗はエンジン抜群の赤坂で、「足は変わってませんよ。しっかり合えば伸びがいい。出足も悪くない」と話していた。

原田は今節、白星を量産。準優進出戦11Rではチルト3の柴田大輔にまくらせず、インから逃げた。「朝はターンミス。展開も向かなくてうまくかみ合わなかった。足は日に日に良くなって後半は完璧に近かった。ちょっとでも悪ければまくられていた。いいレースができて、かみ合ってくれた」とエンジンにはほぼ納得の様子。準優11Rは本命党ファンの期待にしっかり応えてくれそうだ。