桐生順平がイン速攻で今年初優勝/若松全日本覇者決定戦

ボートレース若松のGI「読売新聞社杯 開設70周年記念・全日本覇者決定戦」は26日に優勝戦が行われ、桐生順平がイン速攻で快勝し、今年初、当地では2回目、GIは16回目、通算55回目の優勝を飾った。

緩やかな追い風の中、進入に動きはなく枠なりの3対3。スタートもほぼ横一線できれいにそろい、桐生がインなら難なく押し切った。

2コースから差した茅原悠紀はターン出口でボートが浮いてしまい一気に後退。3コースから外を握った池田浩二がすんなり2着。6コースから最内を差して伸びた羽野直也は、茅原の猛追を何とかしのいで3着を確保した。

来年3月のクラシックの開催地が地元の戸田ということもあり、早々とその権利を獲得したことに桐生は安堵(あんど)の表情。SGはなぜか2017年のグランプリを最後に、もう5年も優勝から遠ざかっていることが信じられない安定感と勝負強さ。今年こそ賞金面などでボート界を引っ張る存在になるのは、間違いなさそう。

優勝戦の結果はこちら 若松12R