24日は順延も原田幸哉の勢いは止まらない

ボートレース下関「サンケイスポーツ杯 準優進出バトル」は25日、予選4日目を開催する。24日は荒天のため2R以降のレースが中止となった。日程は1日順延となり、最終日は29日となる。

初日のドリーム戦を豪快まくりで制した原田幸哉が破竹の4連勝。2日目前半は鋭い差しを決めて抜け出し、後半はインから軽快に押し切った。「他の人と比べたらいいと思うが、まだ合わせ切れてなくて出し切れてる感じではない。エンジンのポテンシャルはあると思うので、徐々に仕上げられるように」と慎重にコメントした。当地は周年やマスターズチャンピオンで優勝するなど相性は抜群。このまま突っ走りそうだ。

赤坂俊輔、立間充宏、枝尾賢は初日からオール2連対をキープ。安定感抜群の走りを見せている。枝尾は「まだ物足りない。バックでもう少し伸びてほしい。ターンはしっかり回れるけど、3周目にはバテていた。ペラを煮詰める。試運転は立間選手と変わらない。試運転だと悪くないんだけどレースでは中堅かな」とコメント。抜群の足とは言えないが、エンジン本体がいい赤坂と立間の舟足はしっかりしている。赤坂は「しっかり競れて着も取れているし悪くはない。エンジンのポテンシャルはあるし、もう少し良くなりそうな感じはある」と強調する。 その一方、寺田祥は舟足が悪い。「いろいろ失敗してた。全部、やり直す。普通ぐらい動いてくれればいいんだけど…」と元気がなかった。