前田篤哉
前田篤哉

常滑

若手が力を付けている印象を植え付けた節/常滑名古屋グランパスカップ

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男女W優勝シリーズということで、5日目までは男女分かれて争ってきた。当然、エンジン相場も把握してきたつもりだったが、最終日は男女混合戦が3レース組まれ、軽量の女子選手の活躍が光った。それも、ここまで苦戦していた若手の、小林愛実は5コースからまくり差して1着。3連単4万円台の高配当を提供。さらには刑部亜里紗は、前田篤哉石原翼ら若手有力選手とトップ争いを演じた。結果は惜しくも3着だったが、女子の若手がしっかり力を付けている印象を植え付けた。

一方で後半レースにいくと堅い決着が多かった。特に優勝戦はインの選手が盤石の逃げ。水面が平穏なら、常滑はやっぱりインが強かった。岩瀬裕亮は見ていて安心感がある逃げ切り。「展示で01切ってたけど、みんなが早かっただけで心配してなかった。自分のレースをするだけだった」と勝って当然かのポーズ。倉持莉々も、「イン勝率が上がったことが去年のブレイクにつながった」と言う。今のボートレースは、やっぱり1号艇は絶対に落としてはいけないレースなのだ。そういう中で若手はアウトから成績を残していかなければならない。能力はあっても、若手の出世が遅い競技なんだと改めて感じさせられた。

優勝戦の結果はこちら 常滑11R
優勝戦の結果はこちら 常滑12R

優勝者コメント・岩瀬裕亮

「チルト3度の選手がいたけど、特に動揺することはなかった。自分のSをいって自分のターンをすれば大丈夫と思っていた。相手がどうと言うより、自分との戦いでした。今節は3日目から上手く合わせられた。初日から合わせられたらいいんですが、まだまだ未熟なところが多いです。このいい状態で1走1走頑張っていきたい」

優勝者コメント・倉持莉々

「Sが届かなかったですね。もう少しいことは思っていたけど…。雨が降ってまた昨日と調整が変わったけど、ターン回りも乗り心地もバッチリだった。試運転の感じはすごく良かったので、自信持っていけました。2コースが遅れてたけど、三浦さんとは試運転で同じぐらいだったので先に回れるなと…。今度は混合戦で優勝したい」