得点率トップに立ったのは池田浩二

ボートレース常滑「中日スポーツ金杯争奪2023新春特別競走」は1月1日、3日目が開催された。3日目終了時点で得点率トップに立ったのは池田浩二。当然と言えば当然の結果だが、当地での走りはやはりひと味違う。しかし、機力的には、「足は並。どの足も。特長がないね。ペラとチルトを考えないといけない。全然物足りない足だよ」とややトーンダウン。いや、これぐらいのハンデがあって丁度いいのかもしれない。2位タイに吉田裕平・河村了・池田雄祐。吉田裕は、「伸びは悪くないけど、ターンは着順ほど良くない。乗りづらくて、競りたくない感じ。トータルで普通。エンジンはいいと思うが、僕が合わせられてない」とこちらも仕上がりは平凡。河村は、「黒柳浩孝さんに迷惑かけた。少し回転がズレてきた。明日乗って調整する。足はまあまあ」と荒いレースの後で言葉少なめだった。

上昇度なら池田雄だろう。「本多宏和選手がSで遅れたのはラッキーだけど、3コースの上をまくっていけたんだからスリット後はのぞいてる。まだ予選の1枠が残ってるし、準優いい枠で乗りたいですね」とニヤリ。正月恒例の初夢賞を制した磯部誠もようやく笑顔が出た。「後半が一番感じは良かった。完全に差されたと思ったけど残せたし、普通にはなったと思う。展示タイムも色が付いて、展示中も乗っていて気持ち良かった。整備のおかげ。ここから頑張ります」と臨戦態勢は整った。