江戸川
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西村拓也が今年5回目の優勝
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4日間の短期決戦だった今節は、初日選抜をジカまくりで制した西村拓也が最後までその勢いを衰えさせることなく、今年5回目の優勝を果たした。
前走地の若松で4回目の優勝を飾って今節に臨んだ西村は、前検日から「優勝を狙っていく」と力強く宣言。ただタッグを組んだ70号機は前操者の動きがいまひとつで、機勝率ほど優れた足ではなかった。それでも外周りとペラの調整で中堅レベルには仕上げ、3日目前半まではオール2連対をキープするなど、とトップの座を譲ることはなかった。
優勝戦では全速で強襲してきた3号艇・松本博昭を受け止めてターンが膨らみ、4号艇・池田雄一の差しを許す展開に。だがバックで粘ると2Mを先マイした池田、切り込んできた松本の内を突いてホームで池田に肉薄。コース有利に2周1Mを先取って決着をつけた。
有言実行の運びで5回目のVを飾り、来年のクラシック出場権にも一歩近づいた西村。当地での通算優勝数も3として、波水面との相性の良さも改めて示した。
2着には道中戦で西村の後塵を拝する格好になった池田が続き、3着には果敢な仕掛けでレースを作った松本が入線。地元の期待を背負った齊藤仁は1Mで波にもまれて4着に敗れた。
また、地元フレッシュルーキー・金山立樹も出足上々な64号機を武器に活躍。勝負駆けの3日目前半はインで4着に敗れて優出は遠のいたかに見えたが、後半では伸び足も仕上げて執念のカドまくりを披露。前々節の当地ルーキーシリーズに続き、自身2度目の優出を地元で果たした。優勝戦は6着と大敗したものの、今後の活躍を期待させる走りっぷりを見せてくれたシリーズだった。