大村
万感のグランプリ初制覇/大村グランプリ・グランプリシリーズ
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大村
【事前情報】夏→秋に若手が一気に台頭/大村グランプリ＆シリーズ戦
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まずはこのグランプリへの道程を簡単に振り返っておこう。
今年のSG戦線は当地で始まった。3月のクラシックだ。ここで老若男女全てのファンは、遠藤エミによる女子選手初のSG制覇という史上初の快挙を見届けた。
続く5月のオールスターでは原田幸哉が3コースからまくり差しを決めて、早くも年末の地元GP出場を濃厚にする。6月のグラチャンも池田浩二が制し、昨年のベテラン攻勢が再び繰り返されるのかと思われた。
しかし7月のオーシャンカップでは、初出場の椎名豊が好素性機を仕上げて優勝。メモリアルでは2艇のFが出る中、“無事故王”の片岡雅裕が優勝して、圏外から一気に6位前後にランクイン。
9月末時点では、SGを優勝していない山口剛がトップに立つという珍しい状況になったが、ダービーでは馬場貴也が差しを決めて快勝。首位に躍り出た。
今年は記念をまとめ勝ちした選手が少なかったので、10月・11月でボーダー付近の賞金ランクは細かく上下。羽野直也や磯部誠はGI勝ちで当確圏内へ。
そして最後の関門であるチャレンジカップでは、優出3着勝負だった深谷知博が2マーク逆転で優勝、一気に2nd組へ入った。
