大村
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経験値の違いを見せた近江翔吾/大村ルーキーシリーズ第22戦
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改めて思うのは、登録番号も上でA級の選手が強いってこと。近江翔吾は今年のヤングダービーで優勝してGI覇者となったが、やはりタイトルを手にすると大きくなったな、強くなったなと思う。1走目の大逆転なんて、明らかに実力の差だった。同じくGIウィナーの仲谷颯仁は、ただ一人のSG経験者。低調機で前検日や初日の1走目は直線で下がっていたが、整備とペラ調整で急上昇。「こんなに変わるなんて久しぶりですよ」と驚いていたが、これも経験値の違いだろう。上のステージで戦ってきた強み。もちろんレースもうまかった。道中での逆転も多かったのは、明らかに腕の差だろう。他にもA級選手とB級選手では、レースのうまさだけでなく、ペラ調整でもレベルの違いを感じた。
定松勇樹は優勝とはならなかったが、改めてうまさを感じた。エンジン出しもうまいし、レースもしっかり考えて走っているなという印象。来期からは初のA1級にもなるし、ますます楽しみな選手だ。
また、GP前ということで2連対率の高い良機も数基出ていたが、低調機も多くて足の差が大きかった。GPでも注目機は石田貴洋の60号機、飛田江己の20号機。シリーズなら上瀧絢也の35号機もいいだろうな。あと数節前の中間整備で激変しているのが町田洸希の70号機だ。これは2連対率以上の動きを見せているだけに注目してほしい。
優勝者コメント・近江翔吾
「逃げられて良かったです。いい調整ができました。スタートは起こしてからフルダッシュ。今年は正直できすぎな感じです。大村は好きです。大好きです。今までは得意じゃなかったけど大好きになりました。次のSGグランプリシリーズへ向けては、気合を入れすぎると空回りするので、いつも通りに行こうと思います。今回は追加でたまたまこれたので、調整面に関しては良かったと思います」