菅章哉が前検で機力に手応え

「ういち杯」は4日間のショートシリーズ。今節も2連対率40％超えの高勝率機から20％台や10％台の低勝率機も出ている。

グランプリに向けての注目機は2基。まずは51号機で、これを引き当てた地元の吉田翔悟は前検一番時計を叩きだした。「伸びることはなかった」というので「元々出足型。前節の河野大も伸びは普通で出足系が良かった」と話すと、「それを聞いて安心しました」と笑顔。「回った後は良さそうです」と話していた。前節、山口真喜子が初優出した50号機は、前走地の江戸川ルーキーシリーズで優勝した山下流心が引き当てた。「レースを見ていて、引きたいと思っていたんですよ」とにんまり。こちらも「スリット付近の伸びはそんなにいい感じはしないけど、回り足は良さそうでした。乗りやすさもあります」と機歴通りの手応えだった。

伸びと言えば、やはりガースーこと菅章哉。チルトは0.5にして伸び型にペラ調整。前検一番時計ではなかったものの、2位のタイム。「最近の中では一番ぶっちぎっていますよ。仕上がっていますね。前検からこんなにいいのはないですよ」というほど。どれほど伸びるのか、早くレースが見たい。