住之江
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太田和美がVで賞金ランキングは18位に浮上/住之江高松宮記念
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GI「第50回高松宮記念特別競走」は最終日。10R特別選抜B戦で今節の最高配当が飛び出した。4カドから伸びた石野貴之の仕掛けを藤原啓史朗が受け止める。山口剛が小回り残して、この展開を突いた小池修平、前田将太が首位争いに加わった。2Mは内有利に前田が先取りして、そのまま後続を突き放した。引き波に足を取られた小池がバランスを崩し、2周1Mを冷静にさばいた藤原が2着。山口が3着に続き2連単6-1は22,560円、3連単6-1-2は98,270円のダブル万舟決着となった。まだ高配当の余韻が残る中で行われた11R特別選抜A戦は、岡祐臣がインから人気に応えた。
12Rは注目の優勝戦。4枠という事もあり椎名豊はチルト0.5を選択。本番でもその椎名がコンマ09のトップスタートから内を絞りに行くも、松井繁が3コースから伸び返して椎名を止めて先にまくる形となる。1M大きく外に流れた松井、インからうまく残した太田和美、小さく差した濱野谷憲吾、最内を突いた丸岡正典で首位争いは大混戦。2Mを太田が先取る形からホーム側では1艇身リードを広げ、2周1Mを先に回り後続を振り切った。
2着争いももつれたが2周2Mを先に回った丸岡が濱野谷、松井を振り切り2着。松井が3着争いに競り勝ち、優勝戦は地元勢が上位独占となった。決まり手は逃げでの優勝だが、見応えのあるレースに場内は大盛り上がりだった。太田は通算89度目、GIは21度目、同大会は6度目にして2連続V。なお、太田は優勝賞金900万円が上乗せされ、賞金ランキングでも18位とグランプリ出場圏内に浮上となった。