岡祐臣
岡祐臣

住之江

岡祐臣がデビュー通算1000勝を達成/住之江高松宮記念

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3日目最大のハイライトは11R。岡祐臣が3コースからまくり差してデビュー通算1000勝を達成。レース後のインタビューを終えると、そのまま水神祭が行われた。後輩の吉川貴仁なども水面にダイブを見せ喜びを分かち合った。「記念の舞台で1000勝を達成できて良かった」と喜びのコメント。さらにこの勝利で得点率でも11位に浮上。「2日目の後半を活かす事ができた。バックでの足は石野貴之さんの方が良かったけど、自分も悪くない。エンジンも良くて、行き足中心に足はしっかりしている」と。この勢いに乗って予選通過、さらに優出まで一気に駆け上がりたい。

ここまで調整に苦戦していた西村拓也が3日目を1、3着と巻き返しに成功。ピストン2本、ピストンリング4本を交換した効果もあり「1人で乗っていると分からないが、悪い方向には行ってないと思う」と良化を示す。これで得点率も14位まで上昇となり予選最終日の勝負駆けに望みを繋いだ。

白井英治も2日目までは整備を繰り返す姿が印象的だったが、3日目は部品交換なしで6Rを3着。ワースト級の本体で前検から「全体的に良くない」と険しさを見せていたが、現在では「足は良くなっていると思う」と自信を示す。「回転が合っていなかったので、レース後に大きくペラを叩いた」と。白井がエンジンを直したと考えれば、このペラ調整で更なる上積みがあっても不思議ではない。白井は現在賞金ランキング5位だが、SG優勝戦でのフライングによる罰則で今月末の「チャレンジカップ」には出場できない。その為、少しでもここで賞金を加算したい。確かに現状では上位勢との足の差は否定できないが、それでもワースト機を立て直した執念を評価したい。ここからは「機力」ではなく「気持ち」で好勝負を演じる。