住之江
住之江
上條暢嵩を筆頭に初日は地元勢が7勝/住之江高松宮記念
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
どのレース場でも開幕戦の1号艇は地元選手が務める事が多い。初日は祝日と言う事もあり、1R発走前から多くのファンが詰めかけた。その大観衆の中で開幕インを任された上條暢嵩がコンマ11のスタートからしっかり人気と期待に応えて見せた。ピットに引き上げてくるとホッとしたような安堵の表情が印象的だった。その上條は後半6Rをまくり差しで初日は唯一の連勝発進に成功。「前半より後半の方が良かった。ギヤケースの調整がハマった形。1Mでもしっかり掛かったし、回った後も押していた。行き足もしっかりしていた」と手応え上々。「お客さんも多かったので明日(2日目)も頑張る」と頼もしい言葉を残してくれた。2日目以降も楽しみな存在だ。初日はこの上條が地元勢を鼓舞した形となり、12Rを勝利した松井繁を含め、地元勢が計7勝と大暴れの1日となった。
今節はダブルドリーム制で2日目12Rはジャンピー特選が行われる。地元勢からは2枠・石野貴之、4枠・太田和美がスタンバイ。石野は「初日は回転が合ってなかった。全体的にその影響がありました」と。調整途上の様子だが舟足だけを見れば早くも水準以上の動きは明らか。銘柄の10号機だけに調整が合えば爆発的な仕上がりになりそうだ。太田は「前半は稲田浩二君に出て行かれる感じがあった。後半に向けて調整して乗り心地は前半の方が良かったけど、足は後半の方が良かった」とまずまずの手応え。「明日(2日目)はセンター枠なのでまあまあ攻めて行けたらいいですね」と不気味なコメントを残した。この12Rを含めて2日目も地元勢の活躍は大いに期待できそうだ。