山崎義明
山崎義明

江戸川

山崎義明がインからトップスタートで優勝

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今節は寒暖差はあったものの、風は比較的穏やかで、予選道中は水面が大きく荒れることはなかった。しかし最終日はホーム追い風が強くなり、後半レースは波立つ水面に。優勝戦は安定板装着の2周戦で行われた。レースは人気を集めた絶好枠の山崎義明がインからコンマ03のトップスタート。1Mでは4枠の石川真二がまくり差しを狙って迫ってきたが、2コースの山口達也との接触もあって入らず。山崎義がきっちり先マイしてバック先頭に立つと、一気に独走態勢を築いた。差した山口は、2Mで若林将を差しさばいて2番手を確保。石川は2Mで山口と若林をまとめて差そうとしたが、ターンマークに激突することになって落水寸前に。なんとか航走には復帰したが、大きく離れた最後方でゴールとなった。中村裕将麻生慎介はトップスタートを連発していたが、優勝戦では見せ場を作ることができなかった。

勝った山崎義は昨年3月の当地以来の優勝で通算38回目のV。江戸川は9度目の制覇となった。今節は初日の江戸川選抜戦こそ6枠で大敗したが、2日目以降はオール2連対と抜群の安定感を示した山崎義。2連対率の高い60号機をレース足中心にきっちりと仕上げており、当地巧者としての存在感を存分に示した。