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谷本幸司が高配当を演出/津マスターズリーグ第8戦
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父と娘の親子レーサーも増えてきており、前田光昭、前田紗希の親子もその内の一組。「今じゃ、僕の方が教えて貰う立場になってきたなあ」と娘の活躍に目を細める。前田紗は前期で初優勝を含めて4度の優出。勝率を6点台に乗せて、ヤングダービーにも出場を果たした。「僕が若いころは『前へ行け』ばかりを教えられ、年を取ってから後方の走り方を知らないことに気が付いた。だから娘には『乗り心地を大事にして、先行艇のミスをしっかりついてこい』と教えている。6着からでも追い上げて5、4着に上がっているもんね」と自分の事のように喜ぶ。それでも、今節はまだまだ負けたくないオヤジの意地を見たい。
初日は6号艇の舟券絡みで高配当が飛び出した。チルトを跳ねる面々が多い中、谷本幸司は6コースからチルトマイナスで差して2着。「マスターズリーグは、みんな若いころを思い出すし、今の若手に負けていられない気持ちも出てくる。結構握って行くから、6コースは絡めるんですよ。まあ初日、2日目までの話ですけどね。だから、初日の6枠は悪い話ではなかった」と初手から差しを想定したセッティングを狙っていた様子。さすがに中盤戦になれば「内寄りばかりが勝つ」と言うが、2日目なら積極的に大外の選手を絡めて狙う手はあり、だ。