
児島
児島
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボート界の長い一日、期末の勝負駆けには毎回ドラマがある。今シリーズは期をまたいでの6日間シリーズで、予選3日目までが期末の勝負駆け。ピットには独特の緊張感が漂っていた。
最後までギリギリの勝負駆けとなった土屋南は2Rで2コースまくり、8Rは逃げて3日目連勝。勝率をシリーズ前の5.39から5.45にアップさせ、事故率0.75を0.6966に下げた。事故点をつけずに勝率を上げ、3日間で6走を完走することが絶対条件。F2と高い事故率で苦しみ抜いたが、ラストは連勝で締めくくった。レース直後の土屋は「耐えました~。しのぎました~」と安堵(あんど)の表情。勝利者インタビューで喜びの声をファンに届け、その後すぐ、心配をかけた先輩たちにお礼を言っていた。「ここ1ヶ月、何かにとりつかれたようだった」と振り返った土屋は「ホッとしています。F2になって、今期はもうダメかなと諦めかけたけど、びわこで優出して勝率をかなり上げられた。本当に学ぶことが多かった」としみじみ。11月1日には事故点から解放されるが、「期が変わっても事故はしません。気持ちを切り替えて行きます」と次は今節の準優進出、優出へ目標を定めていた。
悔しい期末の3日間を過ごしたのは喜井つかさ。初のA1へ余裕を持って今大会に臨んだが、1着なしで20位タイ。11Rは3コースからのまくり差しが決まったかに見えたが、1周2M手前で日高逸子にグイッと出て行かれた。「悔しい。今節はパッとしない。回転を合わせ切れていない」とモヤモヤ。勝率6.33で初のA1はクリアできたが、4日目からは心機一転。新期の1日目が勝負駆けの日となる。
もう一人、初A1を決めたのが今井裕梨だ。今節は初日1、2着で始まり、2日目は後半レースで寺田千恵を逆転して4、1着。3日目は2着で得点順位は6位。こうしてみると順調だが、欠場者が相次ぐ期末のシリーズに勝率6.28で出場し、勝率を6.35に上げて初A1を勝ち取ったことは大きな意味を持つ。19年目の今年ブレークした今井は、「優勝はしたかったけど、A1になれるとは思わなかった。自分でもビックリ。若い頃はどこに行っても全速ターンができたけど、子どもを産んで復帰してからはおっかなびっくり。(松本)晶恵ちゃんとか、群馬の後輩がすごいので刺激を受けた」とA2に復帰。「欠場してA1になっても意味がない。ちゃんと走って勝率を上げられて良かった」と31日まで走り切り123走、事故点ゼロでA1を決めた。
それぞれのドラマが一段落し、4日目は第2章。得点率トップに躍り出た寺田千恵を中心とした準優1号艇を巡る争い、準優ボーダー付近の得点争いに注目が集まる。
注目ワード
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
児島
若松
若松
浜名湖
多摩川
児島
児島
児島
児島
平和島