首位争いを制したのは杉山裕也

4日目は予選最終日のバトル。最注目だったのは9R。得点率トップがかかる杉山裕也と山本英志だったが、山本はまさかのフライング。予選首位通過は2着に入った杉山が決めた。仕上がりについては「バランスがとれて、普通にいい足してると思いますよ。行き足関係はずっと良くて、そこ中心にですかね。乗り心地は日によってたまにズレてる時があるから、そこはペラだけで修整します。スタートは今のは放ったんですけど、ドキッとした。バチッとは行けてないから、そこも課題ですね。最近は調子が良くなくて、トップ通過になるのは久しぶり。A1も、まだ6走くらい残ってるから気は抜けないですね。でも気にせずに行こうと思います。YouTubeで良い報告が出来る様にしたい」と話す。準優は12R1枠で登場する。

2位は渡邉英児。今節は前節最終走でペラが換わってしまった30号機と向き合い、中盤からだいぶ足は仕上げてきた印象だ。「伸びも出足も中堅上位あります。目立つことはないけど、いい感じでバランスが取れている。このまま行きます」とのこと。

3位は後藤正宗。こちらもペラを叩いた3日目から舟足は軽快になっている。「3日目から大分いい感じになっている。特に行き足がいい。乗り心地も悪くないし、ピット離れも問題ない。トルク感もあった。今節の中では結構上の方だと思いますよ。展示タイムも出ているし、いいと思います。スタートも勘と大体合っている。早いのを行くよりも、全速を意識していっている。最近はペラの調子が良くて、リズムもいい。大したエンジンではなくても、そこそこ仕上がってくれる。これっていう核になるゲージがあって、それで調整している。どちらかというと直線系になる」と、自信をのぞかせた。