ドリームは仲口博崇が逃げ切り

2日目のメインカードは12Rのドリーム2nd。レースは1枠イン戦の仲口博崇がきっちりの逃げ切り勝ち。2枠の桐本康臣が差し続いての順当決着となった。ただ勝った仲口だが、足については…「足は良くなったんですけど、乗り心地がすっげえ悪いです。朝も差しまわろうとしたら跳ねちゃったし。どっかペラ間違ったかな。なので乗り心地を求めてペラをやり直します」と少々回り足には課題を抱えた様子。2日目前半の8Rでは、1M振り込み5着と大敗も喫しており、挽回への調整に忙しくなりそうだ。

ちなみに2nd勢の機力状況だが、桐本のレース足は上位帯にあり、濱崎直矢と整備奏功の若林将も中堅上位にはありそう。原豊土は中堅。ただ、シリーズの上位格の一人である枝尾賢は「足はひどい。こんなの久々。乗り心地だけはキュッときたんですけど、そのあとが全然です。足は全部がよくないですね。また、何かしますと」と確かに見た目にも劣勢感ありありな状況。3日目は12R1枠のメインに乗艇するが…、4枠には格上の坪井康晴が配されているだけに、気の抜けないバトルとなりそうだ。

ちなみに予選序盤の2日間を終えて、オール2連対保持者は0。若林、杉山裕也、原が得点率上位にいるが、乱戦ムードのシリーズとなってきた。

また2日目連勝の渡邉英児は、ここで通算2100勝の勝利。「(2100勝)まさかお祝いしてもらえるとは思わなかったです。Fした直後の節でピンピンが取れて良かったです」と笑顔で取材に応えた。足の方も大幅に良化して、得点率6位まで浮上した。