羽野直也
羽野直也

平和島

羽野直也が頂点へ、グランプリ出場圏内へと突入/平和島トーキョー・ベイ・カップ

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「開設68周年記念 トーキョー・ベイ・カップ」シリーズ最終日は薄曇ながら穏やかな天候に恵まれ、優勝戦日の熱戦を体感しようと本場に訪れたファンが水面際から選手に熱い声援を送るなどして、活況を呈していた。

注目の優勝戦が行われた頃は風が緩く、水面コンディションは上々。スタート展示では佐藤翼がピット離れで立ち遅れて大外。レース本番ではそのコース取りが注目されたが、互角に出て枠番どおりの5コース進入を実現させた。

スタートはスロー勢が全員コンマ12の横一線。一方、ダッシュは全員0台まで踏み込んでカドから原田幸哉がのぞいたが、原田は絞りまくりへと打って出ることがなく、差し構え。それを受けて3コースから馬場貴也が全速を仕掛けるもこれは不発に終わり、快速を誇った関浩哉も差し損じて後退。予選、準優をオール2連対でクリアしV枠を手中に収めていた羽野直也はすんなりとイン先マイを果たし、1マークを回ったところで既に後続を大きく引き離して、結果はイン「圧逃」。2着争いは差した原田が制し、3着には佐藤翼が入った。

シリーズ前は賞金ランクが19位だった羽野は、これでランキングを大きく伸ばして年末のグランプリ出場へと大きく前進した。