羽野直也
羽野直也

平和島

苦手意識を克服した羽野直也が当地GI初V/平和島トーキョー・ベイ・カップ

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

直近に行われたびわこ周年では深川真二が調整力を発揮して優勝。ベテランに近い世代が底力を見せたが、当地では対照的にヤングダービー出場組が活躍。

優勝戦の好枠へと駒を進めた羽野直也関浩哉はレース足の仕上がりが良かっただけでなく、スピード感溢れるレースでスタンドのファンを沸かせ続けた。一方、同じ若手でも地元の宮之原輝紀栗城匠は予選突破ならず。若手同士の中で明暗が分かれることになった。特に栗城は前回大会の覇者だけに、予選突破は最低限果たしてタイトルホルダーとしての意地を見せたかったが、少々残念な結果に終わった。

優勝した羽野はシリーズを振り返り「すごい理想の形、いや理想以上の形になった。ダービーに照準を合わせていたので」と。ここまで出場する機会が少なかった当地は「凄く調整が難しい印象」と話す水面。それを克服してのシリーズ制覇だけに、経験値が増えるという意味において、羽野にとってより価値の大きな1勝となるはず。

優勝者コメント・羽野直也

「周りが結構出てたので緊張感があった。萎縮してました。ちょっと調整を外すと体感がズレるのでその辺をシビアにやっていた。(優勝戦は)許容範囲ですね。2日目のDRで2着を取ったし、その日の調整が凄く良かったのでリズムいいなと思っていた。優勝戦前から(グランプリ出場へ)意識できるようになっていたけど、優勝戦前は意識しないようにしてました。大村は九州だし準地元のようなものなので(グランプリに)出たいですね」