市橋卓士
市橋卓士

市橋卓士が通算50回目の優勝

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3日目に吹いた向い風が収まらず、最終日は1Rから安定板が装着された。優勝戦はインから市橋卓士吉田拡郎塩崎桐加古場輝義山下流心新田泰章が枠なり3対3で並んでスタート。市橋、吉田がコンマ11、10と強烈な仕掛けで、外勢に出番はなかった。あっさりと市橋が逃げ切って吉田が小差し、ツケマイに出た山下流は影を踏むことすらできず、人気の内枠両者が順当に決めた。

市橋は今年2回目の優勝、通算では50回目。当地はようやく初優勝を決めることができた。伸び型から終盤にかけて、出足とのバランスを取った戦略が見事に成功した。

一方、復帰戦Vを狙った塩崎桐はスリットで古場に抵抗するのが精一杯だった。だが、優勝戦の緊張感を味わった事で、全身の神経が目を覚ましたはずだ。