ドリーム2ndは古結宏が快勝

2日目のメインカードは12Rドリーム2nd。1枠の金子拓矢が人気となったが、3コースからまくり差した古結宏が勝利。金子は惜しくも2着。内を突いた池田雄一が3着だった。勝った古結は2日目は前半7Rも5コース差しから2着としており、2連対と巻き返しに成功。「初日は冷え込み過ぎだったので、前半は回転を止めたら止め過ぎた。展開で2着に来られた感じでした。スムーズさがなかったから叩き変えて、レース前特訓のあとも微調整したら、周回展示でそれなりに体感が良かった。レースでは思ったところに行けましたね。この感じでいけたらいい」とある程度の足の手応えも得たようだ。

一方、1枠で敗れた金子は「テクの問題ですかねえ？落としすぎたのかな。何か重いというか、向いてくれないというか、レースがしづらいんですよね。調整も乗り方も分からないです。そんな悪くないと思うんですけどね。もうちょいだと思います」と反省の弁。

3着の池田雄は「文句なしですね。足といい、乗り心地といい、これ以上望めない状態。これをキープですね。Sが速いので、ちょうどいいところで行けてない。そこだけですね」とエンジンにはかなり自信がありそうだ。初日からオール3連対としており、得点率トップに立つ。ダークホースとして存在感を示している。

予選組では埼玉若手の栗原直也が元気一杯の走りで、得点率2位の活躍。「いいですね。1M、余裕がありました。直線も悪くはないけど、ターン回りの方がいいです。グイッと回れて、道中の感じもいい。数字のないエンジンですけど前検から悪くなかったし、整備士さんからも悪くないと言われていました」とこちらもエンジンには胸を張る。人気の盲点になりやすいだけに、穴党は覚えておきたい。