岡祐臣が予選トップ通過に成功

3日目は予選最終日の攻防。得点率トップで3日目入りした岡祐臣は、2、1号艇の好枠を2、1着でしっかりまとめて予選トップ通過に成功。準優12R1枠の椅子を獲得した。「いい足してると思いますよ。押しがあるしバランスが取れている。この前優勝できなかった時(7月)に近い状態になってる。上位かどうかは分からないけど、レースがしやすいし直線も余裕がある。後は自分が乗れているのかなと思います」と自らの技機両面に納得してレースが出来ている状態だ。準優12Rには東都の雄・石渡鉄兵が2枠に構える。ただ、こちらは「初日の状態に戻してはみたけど、足は物足りないですね。回り足がなくて競ったら良くなさそうです。狭いところを行くとごちゃごちゃとなってしまいそうで…。本体はどうしようかな…。Sも切れてはないですね」と舟足がパッとしない状態。現状のムードで準優入りなら、岡の楽逃げとなりそうだ。

得点率2位は渋谷明憲。「舟の向きがだいぶ改善されて納得の感じで行けました。ガツンとどこがいいって訳じゃないけど出足も伸びもいい部類に入っている。このエンジンでは完璧な状態だと思います。誰かに負けるって感じもないです」と足は割と万全というムードで自信を持っている。準優は10R1枠で、比較的面子にも恵まれ、逃げ必勝態勢だ。

3位は坂元浩仁。序盤の不満そうな足の状態からは大分上積みに成功。「伸びをキープしたまま、グリップ感が来てました。ペラです。乗り心地も悪くなかったし、全体的に底上げできたと思う。特徴はないけど、バランスが取れていて、これなら戦えるという感触はあります」という状態。ただこの準優11Rは、1枠から順に坂元、小畑実成、永井彪也、石川真二、平石和男、山地正樹という面子で進入が超難解。坂元のスタートもなかなか厳しそうで、スタート展示は要注目の一戦となっている。