稲田浩二

琵琶湖

稲田浩二が道中逆転で優勝

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気温22~23度と少し肌寒い1日となった最終日。優勝戦で人気が集まったのは、準優でただひとりインから逃げ切った1枠・船岡洋一郎。しかし、2枠・吉川元浩と4枠・稲田浩二の準地元兵庫勢に、パワー上々の3枠・河合佑樹。さらに当地巧者として地元ファンにも馴染みある5枠・中野次郎、6枠・宮地元輝が並び、誰が勝っても不思議のない優勝戦となった。

S展示と同じ枠なり3対3の進入でレース開始。スリット上は1艇身残しでほぼ横一線。そこから船岡がインから1マークを先マイ。2コースの吉川は差し、3コースの河合がまくり、それをマークする稲田は2番差しに出る。バックでは逃げる船岡の内へ鋭く差した吉川の舳先がかかり、2マークでは吉川が先制。狭い内を船岡が差し返そうと試みるも及ばず、外マイした稲田が単独2番手に浮上した。

さらに2周1マークではほぼノーミスで旋回した吉川を、角度をつけて差した稲田が一気にボートを並べて、2周2マークでは今度は稲田が内有利に先マイ。そのまま逆転で稲田がVゴールを飾った。見せ場を作った吉川が2着、人気を背負った船岡は悔しい3着となり、3連単4-2-1は10,000円(33番人気)の好配当決着となった。

今シリーズは予選トップで通過しながらも準優では悔しい2着に甘んじた稲田、執念の追い上げで優勝をもぎ取り、汚名返上に成功した。