報知ドリームは峰竜太が快勝

「報知杯争奪 第40回全国地区選抜戦」の初日は万舟券が6本飛び出す大荒れの1日となった。

その中で強烈なインパクトを残したのが桐本康臣と雑賀勇貴だ。桐本は5Rを6コースからトップスタートを決めると豪快に伸びて大まくり。当地では珍しい6コースまくりに場内も大歓声。「スタート勝ちです。まだ半信半疑です」と謙遜気味に話すが「エンジン様々ですね。直線はいいと思う。乗り心地を合わせたら、もっと良くなると思う」と力強く答えてくれた。

雑賀は10Rをピット離れで2艇遅れた影響で4コースに入ると、カドから力強く伸びて一撃。「前半は伸びに寄りすぎていた感じ。後半は伸びを落とさずにバランスも取れてきた感じ」と調整に手応え。伸び型のこの両者は2日目以降も大暴れの予感。

12Rの「報知ドリーム」は2コースの椎名豊がツケマイに打って出るもインの笠原亮がこれに抵抗。この両者が競る形となり、そこを冷静に差した峰竜太が快勝。「出足も伸びも良くて上位ですね」と早くも仕上がりは抜群。敗れはしたが椎名、村松修二も舟足はかなり良さそうで2日目の巻き返しに期待を。