宮地元輝

福岡

当地でのタイトルを渇望する宮地元輝/福岡チャンピオンカップ

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準優11Rはイン先マイに打って出た宮地元輝と、2コースツケマイを放った同期の桐生順平による一騎打ちとなった。勝負の1周2Mを内優位にうまく立ち回った宮地に軍配。通算4回目のGI優出を決めた。宮地は「やっとここまでたどり着きましたね」と静かに笑ってみせた。「足は満点はつかないけど、もっと良くなる余地がある。気になるのは乗り味。節間通じてまだ自信をもっていいと言える状態で走れていないんですよね。でも乗り味さえくれば、全体的に良くなりそうな雰囲気はあるので、もう1日しっかり調整したい」と表情を引き締めた。

佐賀支部ながら福岡在住で、家からの距離は所属するボートレースからつよりも、ボートレース福岡の方が断然近い。「ここを走る時は地元だと思って走っている。見に来てくれる友人も多いですからね。選手生活を終えるまでにここのタイトルがほしい」と闘志を燃やした。優勝戦は2号艇。出足で勝る藤原啓史朗に対して差しを届かせるのは容易ではない。ならばピンロク覚悟のツケマイも視野。レースのキーマンとなりそうだ。