桐生
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準優9Rは井口佳典が5カドからまくって快勝/桐生赤城雷神杯
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5日目は準優3個レースが行われた。第1弾の9Rは松井繁の前付けがあり、展示は12356カド4だったが、本番は1236カド45の並び。5カドに引いてまくり快勝の井口佳典は「6コース単騎でもいいと思って、ペラをやっていた」。その潔さが勝因の一つになった。インで残して2着に粘った萩原秀人は「井口さんはやっぱり力がある。こういう展開は想定していた」と振り返った。
10Rは土屋智則がピット離れで一つ内に入り、並びは124カド356。エース機の太田和美が難なく逃走。土屋は外を握って回った。差しに構えた湯川浩司だが引き波にはまって少々バランスを崩し、まくり差した寺田祥は湯川を避け切れずに接触。豊田健士郎も巻き込まれる格好でエンスト失格(責任外)。寺田は再始動したが、湯川は妨害失格となった。太田は「十分勝負になる足。集中して頑張りたい」と意気込みを語った。一方の土屋は「江口晃生さんにペラを見てもらって回転の上がりが良くなったし、全体的にも良くなった」と話した。
11Rは枠なり3対3。地元のエース毒島誠がインで圧倒。差した海野康志郎、まくり差した秋山直之の2着争いは、海野に軍配が上がった。毒島は「地元で(優勝戦に)乗らせてもらっているので、結果につながれば」と意欲的。Vなら地元周年は3度目となる。海野は「(優勝戦は)イメージは5コースの全速まくり差しだけど、トモ(土屋)のピット離れがいいので…」と思案顔だった。