本橋克洋が約10年ぶりの優勝！

最終日は朝から風が強めで、序盤は潮と風がぶつかり合う条件。終日安定板が装着された上、周回短縮でレースが行われた。

優勝戦の時間帯まで風が止むことはなかったが、潮とはぶつからず波高は10cm。当地としては、そこまで悪い条件ではなかった。レースは人気を集めたイン岩永雅人がスタートで遅れを取る形に。6コースの和田操拓がコンマ08のトップスタートを決めたが、内を叩くことはできず。本橋克洋は2コースからコンマ11のスタート。そのまま1Mはまくりを敢行した。差した秋山直之、まくり差した大澤普司は本橋までは届かず。本橋が先頭を譲ることなく、優勝ゴールを決めた。2着は大澤。秋山は道中で岩永、吉田凌太朗をさばいて3着とし、群馬3人で上位を独占した。

勝った本橋は2012年1月の琵琶湖以来、通算27回目の優勝。当地は2回目の優勝となった。今節は扱う選手によって動きに偏りがある62号機とのタッグだったが、入念な調整でターン回りを仕上げて好結果を手繰り寄せた。また、今節の2日目には通算1400勝を達成。そして10年ぶりの優勝と、最高のシリーズになった。