芦屋

東本勝利が混戦をすり抜け当地初優出初V!

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7日間シリーズの「福岡ソフトバンクホークス杯」はいよいよ最終日を迎え、12Rで優勝戦が争われた。このレース、一番の注目は準優でワンツーだった高田ひかる菅章哉のまくり屋対決。準優の1Mでは菅がまくりを決めたが、高田が2Mで逆転して優勝戦1号艇をつかみとっていた。

優勝戦は6号艇の森竜也が前付けを敢行。展示も本番も3号艇の石橋道友がブロックして1236カド45の並びでスリットラインに向かう。コンマ11のトップSを踏み込んだ石橋が先攻めかと思われたが、菅がS後にぐいぐいと艇を伸ばす。高田はこれに対抗することができず、菅が1Mまでに全て一飲み。ピット離れから菅マークを決め込んでいた森永隆が、展開を突いてバックでラップ状態に持ち込んだ。

伸びで上回る菅が2Mで抱いて回ろうとしたが、内で粘ろうとした森永と接触。菅は大きく流れ、森永は失速して後退した。この隙を逃さなかったのが東本勝利。ブイ際を小回りし、大逆転でシリーズを締めくくった。2着は森永、3着は石橋が入線し、2連単2-5は5,560円(19番人気)、3連単2-5-3は19,170円(71番人気)と波乱の決着になった。

意外にも東本は今節が当地初優出だったが、見事に優勝。今年2度目のVを飾った。高田と菅、ボートレース界を代表するまくり屋の2人が注目を集め、期待に応えて盛り上げてきたシリーズ。最後の最後に笑ったのは、前検から「伸び型が好きだけど、今節は乗り心地を重視して調整する」と言い続けた東本だった。