坂口周が予選トップ通過

得点率トップの坂口周は外枠2戦を2、1着でクリア。初日選抜組でただ一人、準優1枠を手にした。機力の方は「伸びがいい。そこが特徴ですね。何をやっても伸び型です。どこまで伸びるかなと思って試しに0度にしたけど、マイナスと伸びは変わらなかった。乗り心地が落ちたので、明日はマイナスに下げます。出足も悪くはなくて水準はある。対戦した川原(涼)君の方がスリットの足は軽快に見えましたね。全体で見たら(自分は)節二じゃないですか。スタートは風が変わって難しい。明日はスタートに集中します」と話す。準優は12Rの1枠に乗艇。相手関係からも逃走の確率はかなり高い。

2位は若手の竹之内極。6Rでは圧巻の大外まくり差しを決めて、「レース足系ですね。ターン回りと出足はかなりいいと思う。今も1Mで外流れしても出てこられた。スタートは様子を見ても下がることはないし、勘も10近辺で行けている。1号艇なのでこの感じでレースに集中して行きたい」と勢いに乗っている。

3位は柳田英明で、ターン足系統はますまずの仕上がり。準優は10Rは1枠に陣取る。2枠には中野次郎。「出足がちょっと弱いですね。昨日の後半は良かったけど、そのまま行ってそのいい感じがなかった。思ったより良くない。坂東(満)さん相手でだいぶ分が悪かった。ちょっと回転が上がってきていたのかな。多摩川でこの成績は情けない。かなり悔しいですね。ペラをガラッと変えないといけない感じがする。イメージに合えば全体に押しが良くなると思う。巻き返します」と予選4位からの挽回を誓っていた。