秋山直之が機力に手応えあり！

2日目。メインカード「ドリーム2nd」は、4カドから飯山泰がまくり強襲。完全にまくる展開だったが、飯山のターンが思いのほか流れてしまう。飯山が絞り切らずに秋山直之にマイシロを残したこともあり、インの秋山がクルリと回って立て直しに成功。結果としては逃げ成功。2着は飯山が作った好展開を活かしてまくり差した後藤翔之。勝った秋山は「レース足が良かったです。(突出していい足は？)全部です。乗り心地もいいです。スタートもいいです。調整はしないです」と機力に対しても手応えありの様子。ここまで4戦3勝のオール2連対で、初日のドリーム戦を制した永井彪也と全く同じ成績でトップタイとなっている。

ちなみに2nd組の戦力分析だが、秋山は当人が口にしているとおり、レース足系は上位ムード。攻め漏れたが飯山はスリットの足でトップ級。後藤翔は操作系に課題を残すが、足自体のパンチは十分だ。永田秀二は直線系。今泉友吾は目立つ雰囲気が現状ではない。蜷川哲平はバックの伸びはなかなか強力だったが、F後でスタートの乗りが悪い。

予選勢では永井が差しにまくり差しと瞬発力を発揮して連勝。「エンジンもリズムもいいですね。舟足は全体に良くて、だんだんとターン回りが自分の好きな感じになってきた。その分で伸びは甘くなったけど、甘くなったと言っても、いい方ですけどね。今ならバランスが取れて上位です。最低限これはキープしつつ、やりたいことはあるので、試しながらやっていきたい。エンジンに力があります」という調整状況だ。また、快速22号機と組む田中豪も2連対と堅い走りを見せている。