池田浩二が前検一番時計！

当地のスーパーエース池田浩二が6秒67の前検一番時計をマークした。しかし、出てきた言葉は、「重いですね。加速しないし、回った感じが一番良くなかった」と相当辛口な内容だった。確かに20号機は伸びに寄ったエンジンだが、それでもその伸びは特訓でも余裕があったように見えた。「ペラはきれいな形しているけれど調整進めたい」とここから池田色に染めていく構えだ。

現在、当地の強力機と言えば6・8・9号機。この3つが3強を形成していると言ってもいいだろう。その3つは何と全て遠征勢に手渡った。6号機が静岡支部の藤田靖弘。8号機が浜野孝志・9号機が桐本康臣の三重コンビだ。藤田は、「エンジンはいいのが引けたと思う。ちょっと重たい。前回はノーハンマーでいけたけど、今回はどうだろう。ペラ試して、ダメなら戻していく」と。前検練習ではジワジワ伸びていた。ここからさらに仕上げていくのか。浜野の8号機はエースと言われてきたエンジン。「伸びる様にペラを大きく叩いたら止め過ぎで重いだけだった。これでは駄目なので、回す方向でペラの調整をする。でも、エンジンの素性がいいので、力強さを感じる」なら、調整も合わせやすいだろう。桐本は、「ペラは少し叩いて行った。エンジンのパワーを感じるので、回転を合わせて行けばいいかもしれない」と。その桐本はゴールデンウィーク戦は8号機を相棒にVをさらっていった。このエンジンを引いたからにはもう一丁と欲が出てきそうだが…。