初日メインは永井彪也が見事に逃げ切り！

初日のメインカード「ドリーム1st」は、1枠永井彪也がインから綺麗な弧を描く見事なターンで逃げ切りに成功。舟足の出来も実戦系で良さそうなムード。本人の評価でも「多摩川で1Mを回った後にあれだけ後ろを突き放す逃げはなかなか決まらない。足はいい。掛かりもしっかりとしている。本体がいいから気温に合わせての微調整でいい」とコメントしている。仕上がりも早そうな今節は、存分に持ち前のスピードを発揮してみせそうだ。

「ドリーム1st」2着は差した田中豪。作間章が1M全速から2M差しで田中に迫ったが惜しくも3着。2着の田中は当地看板の22号機とのコンビだが…。「いいエンジンの感じはするけれど合い切っていない。パンチ力つけようとしたら乗り心地が落ちていた。もう少し余裕を持ってレースがしたいので乗りやすさを重視したい。スタートは風で難しいけれど勘は合っている」とやや慎重なコメント。ただ、2M回ってから作間を突き放した2速の部分はやはり力感を感じさせた。作間からも「回った後の押しは上位と差を感じました。その辺がもう少し欲しいですね。スリットの足は恥ずかしくないぐらいはある。悪くないと思う」というコメントが上がっている。

他の「ドリーム1st」組は北山康介は低勝率機だが機筋以上に直線気配はいい。栗城匠もスリット付近はまずまず。梶野学志はもう少しターン足を煮詰めたいムードだ。

予選勢では、2日目の「ドリーム2nd」1枠に指名されている秋山直之が3、6枠で2連対と快調な滑り出し。金子和之も2走2連対で機筋以上の脚勢も示している。