久田敏之が首位を堅持！

3日目。地元ホープの宮之原輝紀と、久田敏之での得点率トップを争う攻防は、宮之原が初手の3R2枠戦でまさかの6着。「やっぱり競ったら体感の悪さがモロに出る形になってしまいました。鉄板(各新聞の一推し本命印)にしてもらっていたのにすみません」とレース後は頭を下げながらのコメント。後半7Rはそのお詫びとばかりに、6枠6コース大外からコンマ04のスタートでまくり勝ちを見せたが、得点率は4位まで後退してしまい、準優は2枠に枠を下げる形となってしまった。

一方の久田は、前半5Rの3枠戦をまくり差しで白星。最終12R1枠イン戦は、土性雅也のまくり差しに屈して2着ではあったが、得点率トップは守った。舟足へのジャッジも「普通ですね。今も1Mはそんなに失敗していないけど、やられましたからね。着が取れているから安心していたけど、自分が思っているよりも良くはないのかもしれない。バランスが取れて普通。要所、要所で上はいると思う。やられることのないようにしっかり調整したい」と少しトーンダウン。準優は12Rの1枠に乗艇して雪辱とするか。

得点率2位には星栄爾。8Rの1枠イン戦をしっかり逃げて中盤から3連勝と流れもいい。機力も「スリットの足は出ていくほどではないけど、余裕はあります」と、らしい行き足を作っている。

得点率3位は濱崎直矢。3日目は6枠戦を5着として首位獲りには失敗したが、こちらも持ち前の速攻力を発揮出来る足にはしている。ただ準優は11R1枠で、ここには宮之原、一瀬明、後藤翔之と気合の入った地元勢が待ち受けている。油断の出来ない一戦となりそうだ。