地元のエース・磯部誠はVが使命！

今節は低調機シリーズ。その中にあって、当地エースの8号機、近況絶好調の9号機は別格と言えるパワーだろう。8号機を引いたのは地元の伊藤紘章、9号機は松井洪弥の手に渡った。「チルト3度じゃ乗れないので、下げてペラ叩いた。出ていく感じはなかった。舟が起きて来なくて、Sが出来なかった。ペラの形が戻るので、そこをどうするか」とエース機の伊藤だが、前検タイムは6秒70でトップタイで、見た目にもパワフル。コメント以上の足色と見ていいだろう。一方の松井は早くもOKサイン。「伸びがいい上に回転も上がっている。S特訓の足も出ていった」と、今節もトップ級の足色になるだろう。

主力勢で注目は、今節は地元エースとしてVが使命の磯部誠。引いた43号機は2連対率34％と全くの中堅機。「中堅ですね。ペラは叩いたけど、全然合っていなかった。現状じゃレースにいきたくない感じ。またペラを違う形に叩く。前回でペラは分かったと思ったけどダメでしたね。エンジンは悪くない感じがしている」とのこと。調整力には定評がある磯部、すぐに正解を出してくるはずだ。先輩としてまだまだ負けられないのが天野晶夫。こちらは2連対率41％の56号機をゲット。「足は普通ぐらいで悪くない。S特訓も下がることはない。回転は止めたいくらい。ペラを確認して、調整は明日考える」とひとまず及第点を付けた。