長嶋万記
長嶋万記

浜名湖

長嶋万記が横綱相撲の圧勝劇!!

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GⅢ「オールレディース HamaZoカップ」は準優を勝ち上がった6人によって優勝戦が行われた。心配された台風の影響はなく、ほぼ無風という絶好の条件の中での最終決戦。

スタート展示は堀之内紀代子がピット離れで後手を踏み大外に出されたが、本番は枠なりでその堀之内は3カドを選択。レースは内側が3艇がコンマ10前後の踏み込みでそろい、外3者はやや後ろのスリット通過。3コースから堀之内が握って出たが、絶好枠で圧倒的な支持を集めた長嶋万記が3カドにも動じずインから冷静に1Mを回りバックでは早くも独走状態に。そのまま3周を危なげなく回り今年2度目、通算では34度目、地元である当地では2019年9月以来となる4度目の優勝を飾った。

「準優はあんまり良くなくて緊張したけど、今日は朝4時40分に起きて、それを踏まえた調整をイメージしてペラを叩いて『最高の納得』の状態になった」とレース前に話していたが、優勝戦は正に横綱相撲での圧勝劇。前日に「人馬一体じゃなく"人艇一体で"」と自ら発した言葉を体現するようなレースぶりだった。2着には堀之内が入り、3着は2コースから差して2Mでは安達美帆をさばいた三浦永理が入り、好枠3人による上位独占でシリーズの幕が下りた。