長嶋万記

浜名湖

優勝戦1枠は長嶋万記!

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この日のメインはセミファイナル3番勝負。準優10Rは4カドから野田部宏子がまくり切ったが、痛恨のコンマ01スリットオーバー。1枠で人気を集めた三浦永理が繰り上がりで1着。まくり差しから2着に入った清埜翔子とともに優勝戦へ勝ち上がった。

続く11Rは堀之内紀代子が5コースカドから一気にまくって快勝。2着には2コースから差し残した安達美帆が入線。安達はこれが2017年10月の三国以来、約4年8ヶ月ぶりの優出に。

波乱が続いた準優戦だが、ラスト12Rは予選トップの長嶋万記がほぼ横一線のスタートから逃げ切り優勝戦1枠ゲットに成功。2着には海野ゆかりが入った。

準優の結果、優勝戦は1枠から長嶋、三浦、堀之内、安達、海野、清埜という並びで、地元勢が内枠を固める形に。予選トップから準優1着と王道のVルートを歩む長嶋は「特に回った後がいいし、伸びも悪くない。でも4日目の方がトルク感があったので、最高の納得を目指す。優勝します!」と前日の段階から気合は十分だ。三浦も4日目から良化ムードで「回り足は良くなっていると思う」の声。一方で準優で高配当を演出した堀之内は「二の足が特にないし、伸びも乗り心地も良くない」と納得域には程遠い状態。準優は「谷川(里江)さんがピット離れで出てカドになったり、前のレースでFが出てみんなSが行けなかったりで…」とツキの良さを強調。「ペラはやり尽くしたし、やりシロはあるかなぁ…」と足の上積みがあるかは微妙だが、その攻撃力はやはり軽視できないか。そして「この何年かで一番いい足」の安達や、「回り足が良くなっている」の清埜も機力には好感触。海野は「普通」の評価ながら、やはりその旋回力は魅力的。圧倒的な人気を集めそうな長嶋が逃げ切るのか、それとも他の5人の誰かが待ったをかけるのか…。

台風接近で大雨が予想される中での最終決戦、その雨への対応というのもVの行方を左右するポイントの1つとなりそうだ。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 安達 美帆 長嶋 万記
5上位級 谷川 里江 松瀬 弘美 倉田 郁美 岸 恵子
4中堅上位級 寺田 千恵 海野 ゆかり 五反田 忍 三浦 永理 鈴木 成美 山下 友貴 滝川 真由子 清埜 翔子 野田部 宏子 大橋 由珠 川井 萌 刑部 亜里紗
3中堅級 日高 逸子 福島 陽子 道上 千夏 池田 浩美 堀之内 紀代子 片岡 恵里 佐々木 裕美 金田 幸子 喜多 那由夏 菅野 はやか 木村 紗友希 原田 佑実 勝浦 真帆 田中 博子 下野 京香 大石 真央 吉田 彩乃 清水 愛海 宮崎 安奈
2下位級 角 ひとみ 栢場 優子 大橋 栄里佳 深川 麻奈美 川原 愛未
1ワースト 笠野 友紀恵