長嶋万記が得点率トップに浮上！

3日目も2日目と似たような水面コンディションで3～4Mの向い風が吹く中でのレースに。決まり手別で見ると開催3日目はイン逃げが5本で差し、まくり差し、抜きがそれぞれ2本ずつ、まくりが1本という結果。3連単万舟券は1本のみだったが中穴配当が割と多かった印象だ。

予選ラストを前に得点率トップに浮上したのは地元の長嶋万記。3日目はまくりと逃げて連勝を飾ったが、圧巻だったのは前半6R。2コースからまくった佐々木裕美の上を二段でまくる強い勝ち方で大いにアピール。その6R後は「冷静じゃなかったですね」と苦笑いも「差して詰まるのがイヤだったので」と攻めの姿勢を貫いたことが好結果につながった形。舟足も「このレースで足の良さが分かりました。グリップ、伸び、押しがいいです」と欠点のない舟足というのを実感できた様子。予選ラストはダッシュ枠からの2走だが、乗りっぷりと足の良さを考えれば大崩れは考えにくい。このまま得点率トップの座を守ってVへの王道ルートを歩みたい。

2位につける岸恵子も「前回きた時も良かったけど、今回も足は全体にいいです」と動きは軽快。3位の寺田千恵は「浜名湖を思えば上出来だけど、エンジンの勝率を考えるともっと出さないと」と、機歴を思うとイマイチパワーを引き出し切れてない状態だが、それでも周囲との比較なら十分上位と言えるデキ。この3人に4位の三浦永理を加えて予選トップ、そして準優1枠3つのイスを巡る争いが繰り広げられそう。

現在の得点率18位は菅野はやかの5.80で、6点を少し割るぐらいが準優ボーダーとなりそう。現在16位の川井萌や20位の松瀬弘美、そして26位の池田浩美ら地元勢の勝負駆けにも注目が集まる開催4日目に。