山口裕二

下関

山口裕二が4コースから鮮やかなまくり差しを決めて優勝!!

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熱戦を繰り広げてきた「スポーツ報知杯」は6月30日、最終第12Rで優勝戦が行われた。優勝戦は晴れで気温28度。北の風3メートルでスタートラインに対して追い風。優勝したのは4号艇の山口裕二。4コースから鮮やかなまくり差しを決めて快勝した。2着には3コースからまくった武富智亮、3着には6号艇の田川大貴が入り2連単4-2は3240円、3連単4-2-6は13800円だった。優勝した山口にはスポーツ報知西部本社のから報知杯が贈られた。 優勝戦は山口のほかの5人は登録番号4000番台。ただ一人3000番台の山口がベテランらしい冷静な走りで報知杯を制した。

枠なりとみられていた優勝戦は進入で動きがあった。スタート展示から3号艇で地元の小林一樹が2コースに入り、不穏な空気が流れる。レース本番、1号艇の井上大輔は進入が100メートルと深くなった。

井上はコンマ13のスタートだったが、3コースからコンマ07のスタートを決めた武富がまくり、レースはその外にいた山口に展開が向く。ズバッとまくり差した。「1コーナーは絶対どこか開くと思って、ハンドルだけしっかり入れました」と山口はレースを振り返った。流れが向いたとはいえ、的確な判断でチャンスを逃さなかった。

今節は予選を3位でクリアしたが、準優で山田にまくられ2着。「最近インでまくられてばかり」と反省。「今節は伸び型の人がいた時に結構ひっかき回されてちょっと自分のレースができていなかった。最近はインから全然勝てていなので、インの精度を上げたいですね。しっかり逃げたい」と今後の目標を語った。直近1年のイン1着率は53%で高いとはいえない。次節は6日からの宮島でその次は再び17日から下関を走る。今度は1号艇のときしっかり逃げるつもりだ。