強風高波浪が見込まれるため中止順延

6月20日のボートレース江戸川は、強風高波浪が見込まれるため中止順延となりました。

なお、最終日は6月21日になります。

3日目はホーム追い風が強めに吹き、潮の流れは1M側から2M側へ。風と潮がぶつかり合う形となり、水面が荒れた。1Rから安定板装着の2周戦。6Rまでは何とか行われたが、7Rの本番前に風が強まり、レース続行が困難となった。よって、3日目6Rまでで予選が終了し、そこまでの得点率上位6名が優勝戦に駒を進める形となった。

野村誠、山田亮太、福来剛が同率首位で並び、1着回数の多い野村がファイナル1枠を手にした。荒れ水面でも平気で乗りこなし、当地巧者が集った今節でも存在感は十分。「江戸川は好きだし、1回くらいは優勝したい」と話しており、今回は絶好のチャンス。スタートに集中して、5代目江戸川番長を襲名する。

ただ、強敵は多い。3枠の福来は2大会前のチャンピオンで、乗りっぷりは抜群。2枠の山田はレース足を中心に上位級の仕上がりで、スムーズに差せれば突き抜けまである。4カドとなる平尾崇典は節一クラスの伸びを誇るだけに、スタート全速なら一気のまくり決着が可能だ。5枠の土屋智則は優勝戦の中では機力劣勢だが、平尾マークの位置なら展開はありそう。6枠の富田恕生はデビュー初優出。はっきり言って実力では他5人にはだいぶ劣るが、仕上がりでは負けていない。伸びを中心に上位レベルで、荒れ水面でもしっかり乗れている。怖いもの知らずの若者が、あっと驚く走りをするケースもあり得るか。