地元の佐藤大佑が当地通算100勝を達成！

シリーズの主力となる初日選抜組からは村越篤、今泉友吾、中村晃朋が予選敗退。中村晃は気配を上向かせて4日目2、1着と気を吐いたが、序盤の取りこぼしが響いて間に合わなかった。

他の選抜組も益田啓司が4位、石川真二が5位、江夏満が10位と準優1枠は手にできず。江夏は未勝利のまま予選を終えた。2連対率40％超機ということを考えるとパンチ力は物足りないが競れる出足や乗り心地はきており、準優は3着までが優出権利を手にできることを考えれば十分チャンスはありそう。

益田も伸びはまずまずでリズムも上々。準優2枠なら優出はノルマとなる。石川は「小ぢんまり」と仕上がっていないが、予選ラストはインからコンマ02のスタートを決めるなど気合を見せた。ここ一番での底力は侮れない。

混戦シリーズを得点率トップで通過したのは地元の佐藤大佑。走り慣れた水面でいつものように伸びをトップ級に仕上げている。4日目は当地通算100勝を達成し、今節の活躍で来期のA1復帰もほぼ確実。「いろいろ嬉しい」と気を良くしており、あとは優勝を目指すのみ。準優はインから気合の逃げを決めて優勝戦1枠をつかむか。

2位通過はトータルで節一級の仕上がりを誇る広瀬聖仁。4日目はインで楽に逃げを決めており、こちらもスタート互角なら先マイは間違いない。2枠の柏野幸二も伸びが光っているが、スリット同体からイン広瀬をまくるのは難しい。準優2着なら優勝戦のセンター枠が手に入ることを考えれば無難な立ち回りを見せる気もするが、果たして。