ボートレース常滑

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磯部誠が前付けに屈せず東海地区選V!!

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池田浩二がまさかのフライング。こんな結末を誰が想像しただろうか…。繰り上がりの優勝ではあったが、磯部誠が東海チャンプに名を刻んだ。「浩二さんの事故はショックだけど、浩二さんのおかげの優勝でもある。今までの僕だったら2コースには入ってなかった。グランプリの帰りに、浩二さんにボートはひとつでも内に入れと言われた。これからは主張しろと…。前付けがあってもこうやって主張したのは初めてじゃないかな?今日はとこなめ情報(地元の専門誌)を見て、勝つならセンターからの一撃って書いてあって、それを読んだら正直、2コースに入りづらくなった。でも、このエンジンをよく知ってるからああいう記事を書いたのは分かってる。馬鹿正直に2コースに入るのもイヤだったんで特訓ではフェイクで外からも練習した。まあ、でも本番は馬鹿正直過ぎる2コースでしたね。エンジン的には3コースからいった方が面白かったけど、他の選手になめられるのもイヤだった。こいつは簡単に譲るやつと思われたくなかった」と、優勝後は色々な思い、本音を包み隠さず話してくれた。

昨年は記念戦線では思うような結果を残せなかった。そこで、今年は有言実行と高い目標をあえて口にし、自分を追い込む。「目標は浩二さん、平本(真之)さんと一緒にグランプリにいくこと」と、22年の戦いはまだまだ序盤戦だが、これで勢いがつくのは間違いない。今年の磯部は今まで以上に強くなるだろう。