浜先真範が安定感抜群の走り！

3日目を終えて得点率トップは8.60の浜先真範。オール3連対と安定感がピカイチだ。仕上がりも悪くない。「伸びは上がいるけど、出足とターン回りはしっかりしています」と実戦足は高いレベルにある。予選最終日は1、3号艇と枠がいいだけに、このままシリーズリーダーの座を守りそうだ。8.20の僅差で追うのは後藤陽介。ここまで3勝を挙げる活躍を見せている。「日に日に合ってきています。グリップするし、押す。伸びも余裕がありますよ」と。序盤から好気配だったが、更に上積みがあった。3位は中嶋健一郎。3日目前半のまくり差しは絶品、中嶋も「バランスが取れていいです。乗りづらさも解消しています。明日(4日目)気象条件が変わるのは嫌ですね」と最高の仕上がりだった。

地元の渥美卓郎、三浦永理が4、5位で逆転での準優好枠を目指す。渥美は3日目後半の大敗が痛かったが、それでも「勝負所ではビシッとS行きますよ」と気持ちは折れていない。三浦永は「出足が上向いてバランスが取れました。川上聡介さんの次ぐらいですかね」と手前の足に課題を残していたが、解消されており楽しみだ。その他では下寺秀和、川上、畔柳俊吾、新美恵一も準優好枠獲りの可能性を残している。

勝負駆けに挑む選手で注目したいのは牟田奨太。3日目は6号艇からコースは取れなかったが、前付けに動くなどハッスルプレーを見せた。レースは大敗に終わったが、強い気持ちは伝わった。舟足についても「波を越えたし、悪くないです」と水準はある。ベスト18入りへ4日目も強気に攻める。