浜先真範が優勝戦絶好枠！

5日目は水面状況が悪化して1Rから安定板が装着、6Rからは周回短縮。そして9R以降は中止となった。これにより、優勝戦は4日目までの得点率上位6選手により行われることになった。

首位通過を決めていた浜先真範がポールポジションにつく。「5日目はよく分からなかったけど、今節は出足、ターン回りを中心に良くて、好きな仕上がりですよ。伸び負けもないし、上位グループに入ると思います」と胸を張る。最終日も強い追い風が吹く予報だが、「波は好きじゃないけど、意外に結果は出ていますね」なら頼もしいかぎり。

2号艇となる三浦永理は「最初は伸び型だったけど、出足、回り足が良くなってバランスが取れました。優勝戦に入ってもいいと思いますよ」と、こちらも強気のコメント。そして「久しぶりに優勝したいです」と地元代表として鼻息も荒い。

3号艇の中嶋健一郎は「変わらず悪くないです。伸びて行くことはないけど、レース足はいいですよ」と軽快な舟足をキープしている。

4号艇の本多宏和は予選道中、凡機に手を焼いていたが、最後に兆しが見えた様子。「5日目は良かったです。上がりが良くなって、進むようになりました。自分のターンが出来るこの調整で行きます」と俊敏戦で食い込みを狙う。

5号艇の新美恵一は「足はバランスが取れて中堅上位。不満はないし、ペラの微調整ぐらい。行き足がいいのでSはどこからでも行けます」と、得意の速攻から的確なさばきを披露する。

予選6位で優勝戦のラスト切符をつかんだ後藤陽介は「6枠だけど、良かったです。今節は出足と乗り心地がいいです。合えば直線も劣勢な感じはないです」と話した。