伏兵・池田剛規が3戦オール2連対と好走中！

18日は荒天のため中止順延。そのため仕切り直しで19日に2日目が行われた。前半レースこそ強い追い風が吹いていたが、時間が経つにつれて風も弱まり、穏やかな水面となった。初日からのイン天国の流れを引き継いで5Rまではインが5連勝だったが、8、9Rは波乱決着。8Rは吉田慎二郎がイン庄司樹良々をまくって、森悠稀が展開を捉えてシリーズ初勝利。3連単は3万超えの高配当となった。

9Rは黒田誠司が差しを決めて3連単は190.9倍。高配当の使者となった森悠稀は「回転を上げて舟の向きが良くなりました。スタートもしやすくなりました」と機力アップに成功。黒田は「手前は満足しています。足も中の上ぐらいあって、浜名湖で中の上あるのは久しぶり」と。そして得点率が4位タイとなって「まさかだね」と笑顔を見せた。

黒田以外の地元勢では、佐藤旭が好走している。優出の可能性も残しており「貪欲にやれることをやります」なら、3日目も奮闘を見せてくれるだろう。

2日目最大のニュースは、12Rで圧倒的な人気を背負ったイン中澤和志を池田剛規が破ったことだろう。大外からまくり差しを決めて3連単451.6倍とビッグな配当に「冷えて良かったです。全部が良かったですね」と興奮気味に話した。ここまで3戦オール2連対で、得点率1位。予選ラストの3日目も目が離せない。

ドリーム組は明暗が分かれている。奈須啓太は2日目連勝で得点率2位にジャンプアップ。舟足も悪くない。西村拓也は機力一息もテクで補い、4位タイとした。白石健は前半こそ展開に泣いたが、後半は立て直して7位。仕上がりも「乗りやすいし、スタートもしやすい」と及第点をつける。谷川祐一は5着に終えたが、機力は上々で巻き返しは可能だ。一方で中澤、谷津幸宏は明らかに足負けしているシーンが目立ち、得点も伸び悩んでいる。