松井繁と白井英治が前検一番時計

いよいよ下関周年が開幕する。今年は4月にも同じく周年、夏にはSG「メモリアル」もあり、下関から目が離せない1年になりそうだ。地元山口支部の選手にとっては今回と4月の周年がメモリアルの選考レースになりそうで、いつも以上に気合いが入ることだろう。

下関で現在使用しているエンジンとボートはともに今節が使い納め。エンジンは63号機はスーパーエース機として注目されていたが、昨年秋頃からパワーダウン。最近の下関はいいエンジンはあるものの、以前と比べると性能差は少ないように思われる。前検はやや肌寒いものの、快晴で絶好の水面コンディションとなった。そんな中で前検一番時計タイは松井繁と白井英治。松井は「新ペラだったのであわててたたいて行った。班の中では一番いい感じだった」と合格点が付けられる動き。 白井は「もっといいと思って乗ったが正直期待倒れ。特訓は大差なかった。ペラを中心に調整する」と期待外れだったようだが、時計は出ていた。 初日の1号艇で一番エンジンが悪いのが篠崎元志で「軽くペラをやったが下がっていた。班の比較でじんわり下がって行く感じ。ちょっと厳しいかも。ペラをやって反応を見る」と肩を落とす。果たして調整が間に合うかどうか。

注目はオーシャンカップ勝負駆け組。勝負がかかるのは西山貴浩、坪井康晴、秦英悟、山田祐也、海野康志郎。当地でGI優勝の経験がある海野は「結果を出したい。まずは準優に乗らないと」と気合十分。優出してポイントを稼ぎたいところだ。