優勝戦の1号艇は西村拓也！

短期決戦の優出争いはもつれにもつれた。ボーダーより上の選手では照屋厚仁、森晋太郎が落ち、9Rのイン戦をモノにした松山将吾、さらには2日目終了時点で17位だった地元の外崎悟が1、2着でジャンプアップして優出に成功した。

優勝戦の1号艇は西村拓也。予選ラストに6着と大敗を喫したが、何とか絶好枠は手に入れた。注目の節イチ61号機の藤田浩人は2号艇。優勝戦はこの両者の攻防に注目が集まる。西村は「藤田くんがジカ外で、スロースタート同士で同体のタイミングだったら何とかなりそう」と。それでも「足は全然違いますよ」で脱帽の様子。西村はスタートに集中したいところ。藤田は「1Mまでには確実に出ていく足」と。こちらもスタート次第ではまくり一気もある。

3号艇の古澤光紀は出足型。内両者の動きを見て、巧ハンドルを入れたい。4号艇の内堀学はレース足型。「4号艇なら伸び型も試したけど、今節はスタートが行けてない」と。本来なら伸び型タイプなだけに、直前のスタート展示で動きを確認したい。

5号艇の松山は「行き足、回り足が良くて上位級」と。舟足は安定しているだけに、展開があればおもしろい。6号艇の外崎は「地元で初めての優出。嬉しいですね」と。見せ場を作る走りに期待したい。