予選最終日連勝の菊地孝平が予選首位通過！

予選最終日は比較的落ち着いた水面コンディションだった。4Rは金子萌が2着に入線。得点率を6.17として準優進出一番乗り。「足的には外からでも大丈夫」と仕上がりに自信を見せた。7Rで金子良昭が2着となり、正月戦に続き、親子揃って予選を突破。そして、準優は同じ11Rに登場する。

序盤、絶不調だった笠原亮は、6Rでカドからまくりを決めて3連勝。後半のイン戦は3着に終わったが、予選を8位で突破した。3日目終了時点で得点率トップだった佐々木康幸が9Rでまくり差しを決めて準優の絶好枠を決めた。「仕上がりはまあまあ」と。徳増秀樹は予選最終日を1、2着にまとめて3位でクリア。「トータルで節イチだと思う。ただ、差は縮まっています」と、冷静に機力ジャッジをしたが、節イチという点は不変で準優も素直に信頼する。

予選最終日を逃げ、まくりの2連勝で締めた菊地孝平が逆転でトップ通過となった。「徳増さんが一番出ているけど、差は小さくなったかな」と順調な仕上がり。今シリーズ、好パワーを味方に快走していた庄司孝輔は予選を4位でクリア。それを知ると「まじですか！」と驚きの表情。準優も見逃せない。予選最後の12Rは谷野錬志がまくり差しで制した。3日目までは「このエンジンはターン回りを重視した方が良さそう」と話していたが、4日目は「ペラをいつもの自分の形にしたら、行き足と伸びが良くなりました。これなら十分戦えます」と直線関係を上向かせた。この12R3着だった板橋侑我は「オール静岡連続優出目指して頑張ります」と気合が入っていた。